マンツーマンの夜勤見習いの時の話

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あ、黒澤さん実はこの前こんな事あったんですよ

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ん?何々ー!?

新しいユニットの見習いとして入った「A君」…この話の始まりは出勤仕立ての時間に起こった…

利用者さんの体位交換を終わらせ、自分の業務をこなしている最中、A君は奇妙な体験をしたというのだ。
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僕だけじゃ無くて「Bさん」も見たんですけど、ここ等に「黒い影を見たんですよ」

そう言いながら彼は私が座っているPC画面のちょうど後ろに人がいるようなジェスチャーをしていた。

もう齢30を越えたおっさんですし、私は内心ビクビクしながら生返事を返した。

怖い話は好きなんですが、ついつい聞いてみたくなる性格の私は自然と後輩のその話に耳を傾けてしまうのであった。


※この話はたぶんフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません、たぶん。


何かを捜す不気味な黒い影

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皆さん「看取り介護」をご存じでしょうか?
近い将来に死に至ることが予見される方に対し、その身体的・精神的苦痛、苦悩をできるだけ緩和し、死に至るまでの期間、その方なりに充実して納得して生き抜くことができるように日々の暮らしを営めることを目的として援助することであり、対象者の尊厳に十分配慮しながら終末期の介護について心をこめてこれを行なうことである 。

引用元:http://ryokufuu.com/mitori/


その方はとある病気と体力低下のため、食事の経口摂取が難しく、血管も細いことから「ターミナルケア」では無く「看取り介護」になる事になりました。

噛み砕くと「口からご飯を食べたり水分を飲めなくなったため、そのまま何も食べずに最期を迎える」状態になったんです。

人間は水分や食事を摂らないと生命活動を停止しますので、皆さんのご想像通りかと思います。

死期が近くなった利用者さんがいる中、彼はリビングでPCの打ち込みをしていた。

記録も作成し終わり一息つこうとすると、ゾクッという悪寒を感じたそうです。

その気配の方向を見ると全身真っ黒い人の形をしたものが彼の後ろに立っていたとの事…

しかし、その影はA君に見向きもせず、利用者様の各居室をじーっとただ見つめている様な気がしたと話していました。

その後も姿は見えないもののA君は「何かが動いている気配はずっと感じていたらしい…」

するとその気配が、とある利用者さんの居室に入った?様な感覚に襲われたそうです。

「ううううーーーー!!!」

利用者さんの居室からうなる様な声が聞こえたそうです。声の正体は幽霊では無く、この居室に入られている利用者さんの声で、認知症こそあるものの叫んだりするような人ではありませんでした。

駆け付けようとするがタイミング良く転倒リスクがユニット内で一番高い利用者さんのナースコールマット(踏んだら鳴るヤツ)が作動し、仕方なくそちらの対応を先にしたとの事でした。

トイレ介助の合間に「呻き声のした利用者の部屋に訪室」したが、すでに気配は無かったとの事…

「ううううーーーー…」

安心したのも束の間、今度は対面の居室にいる「看取り介護の利用者さん」の部屋から呻き声がしたそうです。

ドアのまで駆けつけると「殺気のような不気味な気配」を感じ取ったそうで「部屋に入れない…」と体全身が危険信号を発したそうです。

ですが、幽霊では無くて容態が急変している可能性もあるため意を決して部屋に入るが、その気配は消えてしまったとの事です。

冒頭でも話した様にうちのユニットには「Bさん」という優しい女性の職員さんがいるのですが、その方もこの時期に「パソコンの近くで黒い影を見た」と話していたそうです…

幽霊とは関係ないかもしれないですが、うちのユニットでは「電気ポット」や「パソコン」が原因不明ですぐに破損する謎現象も起こってます。

退職した職員や現在勤めている職員も「風呂場」から嫌な気配を感じたりと何かと「空気がどんより」している事で定評がありますww

今現在私は霊感0なので、こんな事になってるなんてマジで気付きませんでした。

ちなみにその「黒い影と不気味な気配」は「看取りの利用者さんが亡くなられる」と、嘘のように無くなったとの事でした。

最期に

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こんな感じですね…

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…A君、ワイ休憩室で仮眠取るのコワイからリビングで布団敷くね。

ガクブル絶頂期ワイ、ソファーで休んでる後輩君の隣に布団を敷いて仮眠を取ったのだった。

以上が私が後輩君から聞いた衝撃の話でした。

この話を聞いてなぜだか私は「死神」というキーワードが頭で連想されたんですよね…

そして、ソッコーでGoogle大先生でググって検索したら「まぁ、わんさか出てくる同じような話」…

同じような体験談が異常な程にヒットしたんです…

正直私も視たことありますけど正直「非科学的な話」は余り好きでは無いため自分なり考察したんですよ。

人の死期が近くなると独特な匂いを発します。私も父が12歳の時に他界しているので、よくわかります。

介助で入った際に部屋中に香る「タンパク質のような匂い」…あれに釣られて「死神」がやってくるんじゃないかってね。

勿論科学的に証明はされていないですが「私の第六感」がそんな気がすると本能的に感じ取ってる気がします。

そして、その「通称死神」が何の目的でやってきてるのかは分かりません。

「先祖の霊が迎えに来られたのか」

「さ迷ってる亡霊が死の匂いを感じて興味本意で覗きに来たのか」

「本当に死神的な存在が死期を知らせに来たのか」

真相は分からず終いですが、確実に「何か」が来訪されてたみたいですね…

しかし、私の「直感」が普通に生活していれば使うことのない二つの言葉…「死神」を連想したと言うことは…やはりそうだったのか…

ただ言えることは皆さんがイメージしている「死神」と違って「高尚な存在では無い」様な気がしました。

それも結局、憶測や空想といった勝手なこちら側のイメージなので、これ以上は野暮なのでこの辺に閉めたいと思います。

閲覧頂きありがとうございました。

もし宜しければ動画も見て上げて下さい…!(笑)↓


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