時代を先取りし過ぎた.hackシリーズ



オバロやSAOみたくオンラインゲームに閉じ込められる系の先駆けの作品、.hackシリーズをご存じですか?

それは時代を先取りし過ぎた故に脚光を浴びる事が無かったゲームを主軸にしたメディアミックスプロジェクトです。

アニメからラノベまで幅広く物語を展開した一大プロジェクトで、ゲーム作品も1から4シリーズまでかなり壮大なものとなっています。

しかしながら、シリーズの初作品は2002年と、.hackシリーズはこの冷えきった不遇な時代に世に解き放たれてしまいます。

今でこそ市民権を得たオタク文化ですが、当時のアニメ好きへの風当たりはかなり強かった時代です。

あの頃はまだまだヤンキーがカッコいいというダサい文化が残っており、アニメやゲームは蔑まれる対象だったんですよね。

そんなオタク黎明期の最高傑作、.hackシリーズがオバロやSAOになれなかった理由について考察していこうかと思います

インターネットの普及で徐々にアニメが世に浸透

publicdomainq-0027714ivswhd

情報の媒体がTVからネットに代わって、好きな情報に好きな時に触れる事が出来るようになりました。

周りと同調して流行りの音楽を聴いたり、流行りのライフスタイルに流される必要が無くなったのが大きいと思います。

謂わば趣味の多様化ですね。

アニメ好きを公表する=社会的立場の崩落ぐらい、あの頃はアニメ好きの嫌われ方は尋常ではありませんでした…

ですが、mixiからTwitter、インスタとSNSの発展により、趣味友が作りやすくなったのと、趣味を共有する喜びを知ったオタク達の勢力はみるみる内に拡大していきました。

そして気付けば音楽チャートではアニソンがバンバンとランクインする時代にまでなりましたね。

やっと時代が追い付いたって感じです。

人は新しいものを求める=過去作品は余り見られない

いくら.hackシリーズが素晴らしい作品でも後発組のイケてる作品には勝てません。

あくまで.hackシリーズが時代を先取りしたアニメ、ゲームであってもそれはもう過去の産物です。

テレビ番組が次々と新しい番組を放送するのは、変化をもたらすためです。

昔で言うなら「笑っていいとも!」や「ドリフの大爆笑」等の国民的テレビ番組と共に人々の記憶の中から徐々に消えつつあります。

肝心なのは「今この瞬間」をどう輝けるかが鍵になっていると思います。

「適材適所」という言葉があるように「その時代に合った」需要のあるコンテンツを提供していかないと、インターネットで多様化したとは言え、人々に目に留まる事がないからですね。


オバロやSAOが売れた理由


そんな不遇な環境下で.hackは世の中に注目される事なくひっそりとシリーズは落ち着きましたが、その反面、時代にノリまくった「オーバーロード」や「ソードアートオンライン」は双方共、3期や外伝まで作られる程の人気っぷりを見せています。

この二作品が売れた理由として2010年後半は「なろう小説」や「転生モノ」がメチャクチャ流行ったという背景があります。

陰キャの妄想といっても過言ではない、バーチャル世界で活躍する自分を投影したり、違う世界で輝きたいという何とも悲しい思いをアニメで体現したものとなっています。

ですが、そういった「生まれ変わった理想の自分」になりたい願望を持った人達がたくさんに日本にいるからこそ、需要のあるジャンルだと思います。

その波に乗りつつ、完成度の高かった「オバロ」と「SAO」は見事に大衆に受けた訳です。

そう考えると.hackは「俺ツエエ系」とはちょっと違う気もしますが、「ゲーム世界に意識が取り残される」という設定は共通していますね。

しかし、今一番求められているものは主人公無双の自己投影した際にユーザー視点で「気持ち良くなれる作品」でしょう。

最後に

そんなこんなで時代のうねりの中に消えていった不遇な作品、.hackシリーズのお話でした(笑)

私としてはこの作品がアニメオタクの引き金となった思い出深いものなんで、もっともっと人気になってもらいたかったです…

まぁ、しかし当時中学生で周りからかなり白い目でみられていたのも事実です。

本当に今は素晴らしい時代になったもんです…

それでは、またお会いしましょう!



日本最大級のビデオオンデマンド<U-NEXT>無料トライアル実施中!



2300作品のアニメが見放題!【dアニメストア】



コメントが動画をもっと楽しくする【niconico】

【Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中 人気の映画、ドラマ、アニメをTSUTAYA TVで!

スポンサードリンク