見経験者も実務ある方も必見!特養がダメな理由

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こんばんは、黒澤春(@harukurosawa )で御座います。

今回のテーマは介護で働くなら「特養は辞めておけ」というテーマで話を進めていきます。

まず、私は「サ髙住」以外、老人保健施設、GH(グループホーム)、デイサービス、特別養護老人ホームでの勤務経験があります。


・サ高住:サービス高齢者住宅の略で比較的要介護度の低い利用者さんの利用する賃貸

・老人保健施設(老健):中間施設と言われ主に在宅復帰を目的とした老人ホーム

・GH(グループホーム):お家で生活する様な形態の施設で、比較的要介護度の低い方が利用される施設。

・デイサービス(通所介護):主に送迎付きの日帰り介護はサービスで入浴や食事、レクや機能訓練等といったものが受けられる。




介護員の仕事でもこれだけ多くの区分があり、それぞれの施設によって大分役割も異なってきます。

これから「介護業界」で働こうとお考えの方や「他職種への転職、同じ介護での転職をお考え」の方の参考になれればかなと思います。



特別養護老人ホーム(特養)とは?

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特別養護老人ホームについて噛み砕いて説明すると、基本的に身体的に重い、要介護3~5の要介護認定を受けている方が入所の条件となっています(例外も有)となっています。

なので、必然的に介助者への肉体的や精神的な負担が高く、離職者が後を立ちません。

業界経験者なら察すると思いますが、介護員の応募が極端に少なく、職員の離職が多いため、慢性的な人手不足に陥っている施設も珍しくありません。

又、老人保健施設や病院と違う点は、医師が常駐していないため、医療的ケアが施設で対応出来ないというデメリットがあります。

賃金形態も重労働の割りに待遇が良い訳でもないので、冒頭で紹介したような、GH等に介護従事者が流れていっているというケースもあります。

そりゃあ、重労働かそうでないか、賃金も差ほど変わりないのであれば他の介護サービスに流れていくのは必然といって良いでしょう。

特養の労働環境について

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まず特養の辛い点として「ワンオペ」で20人、下手したは40人近くの利用者の起床、就寝介助が上げられます。

日中数人のパートさんと社員を含めても時間内ギリギリでの介護サービスを行っています。

それを特に忙しい時間帯を全て行わなければいけないというのはかなり精神的にきついものがあります。

介護を志してやってくる金の卵達が「やってられない…」と自律神経を壊したり、鬱に近い状態に追い込まれるにはこういった理由があります。

しかし、介護保険にも上限があり、決められたお金の中で施設運営をしていかなければならないため、金銭的な面でもギリギリだったりするんですよね…

制度上これ以上、人員を増やすことも困難なため介護士への負担は計り知れません。

そして、皆特養から去って、同じくらいの給料で負担の少ないGHへと転職しているという負のスパイラルが出来上がってるという訳です。

劣悪な環境下でミスや虐待の危険性

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過重労働が慢性化しているため「早番と遅番の通し勤務」を強いられ15時間という非人道的な勤務をこなしている方も中にはいらっしゃるかと思います。

満足な介護を提供できない罪悪感や、精神や体へのストレスの捌け口を見つけられず虐待やミスに繋がる事も…

大元の原因は施設や日本という国にありますが、その失敗やミスは全て労働者に降りかかります。

血も涙も無い生き地獄です。


メディアは面白可笑しく表面上の問題しか取り上げず、その背景には決して触れようとはしません。

あなたがこの「奴隷みたいな劣悪な環境下」から脱するためには、もはや「逃げる」という選択肢しかありません。 姥捨て山と言われる理由や虐待が過去最多になった事をもっと世間や日本、市役所や労働基準監督署は真剣に動くべきです…

しかし、弁護士さんも言ってますが「あの人達が動く可能性は低く、運ですから」というくらいです。

結局、面倒臭い事からは逃げて全ては「介護士」の責任となります。

胸の痛む事件でしたが、電通の若い女の子が自殺したように「事が大きくならないと世の中は問題視」しないのが現状です。

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会社がなんと言おうと精神崩壊する前に逃げたもん勝ちですよ。


在職中で辛い方は迷わず転職を

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加害者や悪に優しい国「日本」では弱者に救いの手は差し伸べてくれません。

精神科医の先生も言ってましたが「現状を変えるには転職」しかありません。

もし、この記事を読んでいて介護に限らず「劣悪な会社」で消耗している人がいるなら迷わず転職しましょう。

重大なミスを犯して多額の損害賠償やお金を要求されては働いてる意味がないです。

ただでさえ給料安いのにそんな事態に陥ったら死活問題でしょう。

少しでも「退職の文字が頭を過るなら転職」一択ですよ。


◆関連記事

若者であれば介護士という職種以外にも違うことにチャレンジするチャンスも残されています。

正直介護業界は年を食ってからも再就職可能なので思いきって違う業種に飛び込むのも全然有りです。

他業種は大体が30歳~35歳以下の人材を求めているので、旬な時期が過ぎる前に行動するのが最善かと思います。


サ高やGH、デイサービスな人気の理由

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では、特養以外で人気の類似介護事業ではズバ抜けて「GH」「デイサービス」「サ高住」の3つに絞られます。

上記で紹介した「介護求人サイト」や「ハローワーク」でも「特養」や「老健」の求人が溢れ返ってるいる中、上記の3つは中々お目に掛かれません。

他にも場所によりけりですが「有料老人ホーム」の需要も年々高まっています。

これらの介護サービスが人気の背景には「人員が潤っていたり」「理不尽な過重労働が少ない」といった理由が上げられます。

GHなんて利用者9人に対して職員が2~3名体制という滅茶苦茶好条件な施設も存在します。

同じくらいの給料でこれだけ手厚い労働条件だったらそりゃGHとかに人が殺到しますよね。

これが「特養」と「GH等」の決定的な違いです。

それに「要介護度」も低い方が多いため、利用者さんとのコミュニケーションも密に図れたりするので、やりがいも「特養」の何十倍も高いです。

それに加え「レクリエーション」の時間もあるため、心から利用者さんと優しい時間を過ごせるのも最大のメリットと言えます。

私個人的な気持ちですが「特養」にはそういった「やりがい」や「やすらぎ」は全くといって良いほどありませんでした。

業務に追われ、一日を乗りきるのがやっとの思いでしたね…はっきりして二度と戻りたくありません。

最後に

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いかがでしたでしょうか?

これが私が実際に介護福祉士として「特別養護老人ホーム」に勤めた正直な感想です。

正直に言いますが社会的に貢献していても、いざ蓋を開ければ馬車馬の如く使われ、ボロ切れのようになるのが目に見えます。

そして、精神崩壊や重大なミスをしても日本や施設、世の中は誰も助けてくれません。

なので、私は「特養」には二度と戻らないと決めました。

ちなみに「老健」も似たような感じで、めまぐるしく利用者さんが入れ替わるため、日々の業務に加え、受け入れやケアプランの管理などの多大な労力を使うため、こちらも余りオススメ出来ませね。

ただ、過重労働を強いられるため「給料」は良かったりします。

…でも、壊れた心を癒すためには体の傷と違い、場合によって半年、一年以上も掛かるため「無理」と感じたら即行で逃げましょう。

陰口叩かれようが、人間の心は繊細でガラス細工の様ですので、壊れたら元に治すには不可能に近い場合もあります。

そうならないためにも自分の裁量を客観的に見つめ直し、無理をしない事が一番だと思います。

これが「特別養護老人ホームがきついので、就職すべきはサ高住、デイにGH」という理由です。

ですが、あくまでこれは経験した私の個人的な意見なので鵜呑みにせず、参考程度にして頂ければ幸いかとおもいます。

それでは本日も最後まで閲覧頂きましてありがとうございました。したっけ、またお会いしましょう!

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